【電子辞書の選び方 その3】収録辞典のチェック・比較のポイント

英語学習におすすめの電子辞書はどれか?

英語学習において是非とも持っておきたいツールの一つに電子辞書があります。
このセクションでは、英語学習で電子辞書を使うためのポイントを解説いたします。

今回は、選択するにあたり見ておきたいポイント(収録辞書編)です。

収録辞書をチェックする

これから電子辞書を買う方にとって、収録辞書をチェック(比較)すると言われても
どの辞書がいいのかわからないという方も多いでしょう。
事実私もそうでした。

英語関係で入っている辞書は、英和、和英、英英を代表に
類語辞典、例文辞典なども入っていることが多いです。

辞書の種類によって得意不得意の特徴があり、
買う前は迷われるかもしれません。
ただ買った私からすれば、英語学習者という状態では、
名のある辞書が収録されていれば、ほぼ飽和状態だと思います。

メーカーが出している英語特化型辞書を買っておけば、
まず間違いないでしょう。

といいつつ、辞書の特徴も書いておきます。

英和辞典の紹介Amazonでの英和辞典の売れ行きランキング

辞書としてもっとも使用頻度が高い。
英和辞典は語彙数が足らなくならないように大辞典収録のものを選びたい。
(▲英語特化モデルは基本的に大辞典を収録している)

・リーダーズ英和辞典/リーダーズプラス英和辞典
リーダーズ英和辞典 リーダーズ・プラス
新品価格(税込):7,980円  収録語数:約27万5千

収録項目数27万。専門語もスラングも固有名もオールラウンドに収めた辞典
プラスは19万語収録の別冊補遺版。科学や技術分野を充実させる

たいていこの2冊が電子辞書には同時収録されています。
語数は多いですが、解説はあまり詳しくありません。

・ジーニアス英和大辞典
ジーニアス英和大辞典
新品価格(税込):17,325 円  収録語数:約25万5千 

ジーニアス辞典群の頂点に立つ新タイプの英和大辞典。
レキシカル・フレーズ、視覚方言、婉曲表現・PC語(非差別的表現)などを
豊富に収録するユニークな編集。収録語句25万5千余語。

語法解説も詳しいし、意味もリーダーズより詳しく書いてある。
本で買うと値段も超ど級!

・ランダムハウス英和大辞典
小学館ランダムハウス英和大辞典
新品価格(税込):15,120 円  収録語数:約34万5千

総収録語数34万5千。米国版にない見出し語3万、語義5万を追加。
現代英語の用法を詳説。口語・俗語から人名・商品名など固有名詞も満載。
最新の科学技術用語から、政治・金融・株式・医学などの専門用語を徹底収録。

あるだけで安心と定評の高い英和大辞典。
ただ、あまり電子辞書に入っているのを見かけない。

・新英和大辞典(研究社)
新英和大辞典 第六版 ― 並装
新品価格(税込):18,900 円  収録語数:約26万

一般語はもとよりIT・マルチメディア・通信・経済・ビジネス・医療・バイオテクノロジー・環境問題など
最先端の分野の専門語や百科的情報も積極的に取り入れ、
時事用語・固有名詞・商標・略語・記号・外来語句なども多数収録。
また英米以外の国や地域・民族で使われる多様な英語も豊富に採録。収録項目数26 万。

こちらも定評が高い。ただ電子辞書にはあまり入っていない。

英語特化モデルでは上記のような「大辞典」が入っているはず、
収録語数が多い、大辞典が入っていれば、まずは安心と思って良いです。
多読とかする人は、逆にこれぐらいの辞書がないときついかもしれません。

大抵調べるような語は、一般的でない言葉であることが多いので、
英和辞典に関しては語数が多ければ多いほど安心。


英英辞典Amazonでの英英辞典の売れ行きランキング

英英辞典は、英語学習法で英和を使わず、英英で学べというのがあるぐらいです。
オックスフォード・ロングマン・コウビルドが有名。

また、ネイティブ向けと、外国人向けがあるが、日本の電子辞書に
収録されているのは外国人向けが殆どで、学習向けにはそれでいいと思う。

オックスフォード現代英英辞典 第7版 価格: ¥ 3,885
オックスフォード現代英英辞典 第7版
長年の伝統と信頼を持つ、ベストセラー英英辞典。
英語学習者にとっての使いやすさと、教育的な配慮を持って編集。

ロングマンとの比較をすると、こちらの方が3000語という多くの語で
解説しているため上級者向けといえる。
簡単に説明されて、そっけなく感じるのが嫌な方はこちらか?

ロングマン現代英英辞典 [5訂版] DVD-ROM付
ロングマン現代英英辞典 [5訂版] DVD-ROM付 
大量のコロケーションやシソーラス(類義語)を例文付きでボックスにまとめるなど、
大変学習しやすく、調べやすい内容になっている。

2000語という少ない語彙で、言葉の定義を書くなど、英語学習者への配慮が高い。
コーパスに基づく用例16万5,000を収録。6万5,000以上のコロケーションを項目など
とにかく学習向けに使いやすさを考えるならこっち

コウビルド英英辞典
コウビルド英英辞典 
Bank of English,part of Collins Word Web「世界共通語としての英語」という
コンセプトに配慮して企画、制作された本書は、6億4千万語以上を含むコーパス、
Bank of Englishの膨大なデータベースに蓄積された、「生きた英語」を駆使した、画期的な英英辞典。

さらに英語学習者向けに配慮されていて、
英英辞典というよりかは学習辞書に近い。

英語学習者にとって、英英辞典を使うことは意識を持って
英英で調べて学習になると思うときぐらい。
私としては、オックスフォードかロングマンが入っていたら十分と感じる。

その他の辞典で、入っていると便利なもの

和英辞典

和英辞典に関しては、英語学習にとっては実はあまり使わない。
使うときは”日本語があって英語でなんていうんだっけ?”というのが多いが、
1対1で繋がる単語はそう多くないため、名詞の確認ぐらいだ。

活用という意味では、単語の対訳があるぐらいでは
あまり使い物にならない。

ということで 活用法が多く載っている辞典が利用価値が高い。

類語辞典

こちらも大抵の英語特化型電子辞書に入っているが、あまり使っていない。
そもそも相当電子辞書を使っている私ですら使い方がいまいち分からない程。

うまく使うことで、語彙の有機つけた記憶や
文章を書くときに、言い回しが増えそうな為
英語学習者でも上級レベルになってから使用頻度が増えそう。

大抵オックスフォードのものが入っていて、先々の安心の為に。

類語辞典を使いこなすぐらいに、英語を学んでおくことが先決だ。

・付属類

TOEIC向け、TOEFL向け練習ソフトや、
英会話練習用の例文集などが収録されていることが多いが、
あくまでもオマケといった感じがある。

ただ広辞苑は一家に一台という意味で、英語と関係ないが良く使う。
こういった意味でも、電子辞書を持っていることに損はない感じ。

インターネットで調べるよりも、すぐに簡単に調べられる。
パソコンの電源ボタンの抵抗って意外と大きいものです。

次回は機能面での必要性を見ていきます。

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