【発音レッスン11回目】子音の最終回、半母音も出てくる「h」「w」「j」

発音レッスン11回目です。今回で子音パートの最終回になります。

最後の3つですが、重要でないわけではなく
むしろ結構、理解しておきたい3つですので気を引き締めていきましょう!

共通性があまり無いものですので一つ一つ丁寧に覚えましょう。

まずはBBC Learning Englishの先生のレッスンで基本確認です。
大きい発音記号をクリックしてください!
high/hello/ahead one/when/quick yes/use/few

それぞれの特徴を一つずつ見ていきましょう。


/h/はのどの奥で息を摩擦させる音です。「摩擦+無声音」ですね。
喉で空気の摩擦音を出すのに声帯は震えないので言うまでもないですが…

口の形は特に意識しなくていいので、とにかく喉に息を通す心がけですね。
当然、口に手を当てると大量の息が出てきます。
日本語との違いはこの空気の量ですね。

同じ摩擦無声音の/f/の音と間違いやすいといわれますが、
ここまでポイントが違うものなんですね。

⇒UgoEigo.comの/f/と/h/の比較練習です(何故かYoutubeにないのでリンクです)
http://www.ugoeigo.com/2006/04/13/english-sounds-lesson-5-f-and-h/

一通り、区別がつきそうと思ったら次のテストに挑戦です!
Minimal Pairs – Lesson 24: few-hue, …
摩擦音のでどこが喉の奥か、唇かの違いに集中です!


BBCのビデオの中では/w/と/v/を似たような単語として詳しく解説しています。
しかし、殆どの日本人のこの2つは似ていると感じないのではと思います。
/w/の音の出し方が弱い人が多い感じです。

発音の仕方ですが、口をキスする形に唇をしぼめて「ウ」の音を出します。
/w/は母音のように、舌が口の中で空気の流れを全くじゃましないので、
「半母音」といったりもします。ただし働きは子音ですね。
唇の出し方が足らないため、/w/の音が欠落して、
らしい発音に聞こえないかもしれませんね。


特に難しいのは/w/の後に/u/の母音が来る場合といわれています。
woodを聞いてみましょう。
/w/と/u/どっちも意識してW(ダブルU)にしたいところです。

⇒UgoEigo.comの/h/と/w/の比較練習で登場するので確認しましょう!
http://www.ugoeigo.com/2006/04/16/english-sounds-lesson-6-h-and-w/
puckerするらしいですよ!


こちらも/w/と同じく「半母音」と呼ばれたりします。
/w/は「ウ」の音でしたが、こちらは「イ」の音ですね。
しかし日本語の「イ」の発音では、完全母音になってしまいます。
日本語で言うなら「ヤ行」の音が近いでしょう!

先ほどは/w/と/u/、今回は/j/と/i/が近い、
発音記号も考えて作られているのですね。

音の出し方は、舌を口の中の天井にぎりぎりつかないところまで持ち上げ、
唇や左右に緊張させておき、一瞬でゆるめて音を出します

/j/も欠落しやすい音です、earyearの違いをしっかり聞いて
しっかり違う単語として発音したいですね!


これで子音パートは終わりです。お疲れ様でした。
練習できる教材を使ってしっかり短期間学習することをオススメします。

一度身に付けたら後は、正しい発音でその後の英語学習が楽になるし
効率も格段に上がることを保障いたします!


もし、独学でしっかり書籍とCDで学習したいなら
英語耳 発音ができるとリスニングができる(CD付き)
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をオススメします。
私も最初はこれで特訓しました。
きちんと整理されていて使いやすいと思います。

メトロノームのリズムにのってエクササイズするなら
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ですね!Let’s Phonics!

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