イングリッシュ・クイックマスターシリーズの評価・レビュー・特徴・ポイントなど

アルクといえばヒアリングマラソンを代表とするインプット側の教材が有名だが、
アウトプットのスピーキング対応教材がクイックマスター。

発音練習アプリの利用であったり、豊富な機能で発話練習を助ける。

アルクの教材で、上手にインプット学習が出来た方には
4象限に幅を広げるためのステップアップにオススメ。

基本は繰り返し、同じ表現を声に出して練習する王道的音読学習と言って良さそう。

私は単語集DUO3.0は文法書フォレストなどで、短文音読をしてきたが、
こういった作られた教材のほうが文が洗練されていて、より効果は高まるだろう。

・音読学習の補助教材として

音読用の素材はいろいろなものがあると思うが、
アルクがしっかりと分析やアンケートに基づいて作成したものなので、
満足度の高い教材となっている。

音読はいいんだけど、どれを使ったらわからないという方にオススメ。

・「丸覚え表現」と「置き換え表現」でバランスよく。

表現には「丸覚え」と「置き換え」の2種類の表現を用意。
単なる丸暗記だけでなく、置き換え表現で文の組み立てなどを学べるのは好感。

格段に表現力の幅が広がりそう。

・注意点

アルクの教材は量が豊富なものが多いので、
標準学習期間をまずは目指すが、それで終わらなくてもストレスフルにならないようにしたい。

音読学習は良いと思うが、飽きやすさもあるので、
アルクの教材が合うのか？書籍や他の教材を経験してからのほうが良いかもしれない。

・結論

本格派英語教材を複数用意しているアルクが作成したスピークング用教材。

学習の王道である「音読（発話）」が肝になっており、
正統派教材として満足度が高そう。

特に自分で音読教材を選べない方に、教材の補助という形で利用して欲しい。