【発音レッスン12回目】母音の一発目、「ア」の音?「/ハ隹€/」「/æ/」「/ノ驤€/」

発音レッスン12回目です。今回から母音パートの練習に入ります。

日本語では「あ・い・う・え・お」の五つを覚えていれば母音は完璧なのですが
英語ではそうは行きません。

また英語でも地域によって訛りがあるため、
発音記号ですら変わってくるのが多いのも特徴です。

ただ日本語の5つでは対応できないと言う意識を持って、
しっかり練習して、相手に一発で伝わるように、
また一発で単語が判別できる英語耳を持ちましょう。

今回は日本語の「ア」の音と近い音で、3つの音を学びましょう!
(練習を進めるときは日本語の母音を忘れて、まっさらな気持ちで理解したほうが
 上達が早いかもしれません)

まずはBBC Learning Englishの先生のレッスンで基本確認です。
大きい発音記号をクリックしてください!
mud/love/bud cat/camp/bad box/not/doctor

それぞれの特徴を一つずつ見ていきましょう。


/ハ隹€/の音が日本語の「ア」の音に一番近い音です。
出しやすい音ですので最初に取り上げました。

一番の特徴は口の開ける大きさです。
日本語のアと同じく、軽く開ける程度で喉の奥から音が出てくる感じです。
「千と千尋の神隠し」でカオナシが「あっ、あっ」って言ってたそんな感じだと思います。


/æ/の音は難しいです。最初は意識して口の形を作ったほうがいいでしょう。

良く言われる口の作り方が
1.日本語の「エ」を発音する。その時、かなり(無理にでも)口を横に引っ張る!
2.そのまま(口を横に引っ張ったまま)、あごを下にさげ「エ⇒ア」と発音する。
3.それを一気にやってみてください!その音です。

口を横にも下にも大きく開くことになります。
これほど大きくあごの筋肉を動かすことがないので、
しっかりと発音をすれば筋肉が張ると思います。でもそれが正解です。
ネイティブはいつも発音するので、あごの筋肉が発達していますが、
日本人にはその筋肉がない、疲れるので楽して発音するため、
いつまで経っても、どうしてもこの発音が出来ないのです。

これはもう筋トレと思って鍛えたほうが、習得は早いと思います。


最後は/ノ驤€/の音です。今回イギリス英語の発音記号をお借りしています。
アメリカ英語では/ノ驗€/とされるものです。

イギリス英語とアメリカ英語の違いの一つとして、良く上げられる短母音ですね。
イギリス英語では「オ」まじり、アメリカ英語では「ア」まじりな感じですね。

/ハ隹€/と違うのは、口を大きく開けることです。
/æ/と違うのは、「エ」の音が入らない(口を横に引っ張る動作がない)ことですね。

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この3つの音は、それぞれ「u/a/o」がアクセントになる時に発音され
/ハ隹€/⇒「u」
/æ/⇒「a」
/ノ驤€/⇒「o」
と対応されます。母音で使われるスペルは「a/e/i/o/u/y」ですが、法則もあります。
ある程度の音を練習してから詳しく説明したいと思います。
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もう一つ、違うかたの説明を聞きましょう!/æ/に関してかなり丁寧に
そしてオーバーなぐらい強調して説明してくれています。ありがたいです!

ちょっと目が怖いですが…^^;

それでは、いつもの聞き比べレッスンをしてみましょう
Minimal Pairs – Lesson 19: run-ran, …
Minimal Pairs – Lesson 17: hot-hat, …
Minimal Pairs – Lesson 21: not-nut, …
やはり同じような音を聞き分けする練習をするのは
神経を使うため練習になりますね!

要領は分かっていても、駄目なんですよね発音は
体で覚えるまで頑張りましょう!

次回はshort vowel(短母音)の残りをいきたいと思います。
今回よりは簡単に区分けがつきやすいので大丈夫でしょう!
その次に「あいまい母音」をやって短母音は終了です。

もし、独学でしっかり書籍とCDで学習したいなら
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をオススメします。
私も最初はこれで特訓しました。
きちんと整理されていて使いやすいと思います。

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ですね!Let’s Phonics!

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