English Quest
Methodその1の項目『発音』です。
英語学習の全体像でも説明したように発音は
なるべく学習の早い段階で、一度体に染みこませる様に練習することをオススメします。
発音練習は筋トレのような感じの練習法ですので、
最初は辛いかもしれませんが、慣れてくると気持ちよさを感じると思います。
またいろいろなトレーニングの中でも比較的短期間で習得できますし
その後全ての学習に、特に効率面で効いてきますので
面倒がらずにやることをオススメします。
これは英語が普通にペラペラ話せる方に聞いたお話ですが、
その方は「発音なんてどうでもいい」と思って英語の学習を進めてきました。
もちろん最初に意識しなくても、十分満足いくほどの英語力になったのですが、
「最初に発音をしっかりやっていなかったことを未だに後悔している」
との話でした。
満足いく英語力になる為に、言葉では表せないぐらいの努力をしたのに、
未だに発音が悪い事で通じなかったりするようです。
発音を間違えていると、間違った方向に進んでしまうリスクがあります。
そうならないように、甘い目で見ずに意識してほしいと思います。
(英語が出来る人が口をすっぱくして言ってもなかなか理解しがたいのも分かりますが...)
発音練習は2~3ヶ月ぐらいトレーニングすれば
問題ない程度に上達できます。是非、最初にやっておきましょう!
具体的練習方法
簡単に取り組んでもらえるよう、発音練習を4ステップでまとめました。
1.音の違いを知る
まず最初にすべきことが日本語と英語の音の違いを知ることです。
当サイトでも違いに関しては音ごとに記事にしています。
英語には日本語に無い音がたくさんあって、ネイティブはそれを
使い分けることで単語を理解しています。まずはそれを知ることからです。
私自身が確認の為に使った教材は
書籍ですと
英語耳 発音ができるとリスニングができる(CD付き)
映像で確認できるものとして
英語の発音 UDA式30音DVD 
を利用しました。
他の教材でも、あなたがしっかり理解できるものであればいいと思います。
あとは練習できるスタイルになっているものがいいですね。
2.お手本を真似て音節・単語レベル・文レベルで練習
私が使用した上記2つの教材では、お手本に真似て練習できるように作られています。
違いが理解できたら後は、同じ音を出せるようにひたすら真似ます。
辛いかもしれませんが、短い時間30分程度でも毎日やってください。
慣れてくると筋トレの気持ちよさが出てきますが習慣化するまでが
単調な作業ですので、つまらなく感じると思います。
そういった場合は当方主催の1000時間クエストに参加して
ゲームのようにクリアする楽しさを味わうなどするといいでしょう。
練習は手鏡などを利用して自分の口元をみたり
あとは手振りなどでイメージをつけると上達が早いです。
3.自分の音が合っているか確認
少し練習が進んだら必ず、自分の声を録音して自分で聞いてください。
発音が不安だからネイティブに聞いてみるというのも手としては
ありますが、自分で自分の発音を聞くのが一番効果があります。
恥ずかしさと面倒くささからか、これをしない人が意外に多いです。
でもとっても重要なポイントです。
聞いてもらうよりも自分で聞いてお手本と聞き分けるほうが効果覿面です。
パソコンで録音するなら
「
ぽけっとれこーだー」のような軽いシンプルなソフトウェアを使うといいでしょう。
(私も使っています)
一番やりたくない項目だと思います。
でも真に重要なことです。殆どの物事ってそう出来てる気がします...
4.発音がマスターできたかの確認
発音が上達したかの確認方法はリスニングで可能です。
私のリスニング学習法でも紹介しますが、リスニングで大事なことは
聞き取れない原因をしっかり把握することです。
聞き取れない原因の一つは「音が聞き取れなかった」です。
単語の意味や表現は分からないけど、音は認識できるようになれば
発音は問題なくなっているといえます。
またリスニングで「音が聞き取れなかった」場合にはもう一度、
発音練習の1に戻って練習して鍛える繰り返しが必要になります。
当サイトでも発音レッスンで、聞き分けテストが出来るサイトを
紹介しているので参考にしてください。
以上の、4ステップで発音練習を学んでください!
発音をおろそかにすると起きる怖い話...
最初にも書いていますが発音をやっていないとビックリするぐらい
後々につけがまわってきます。
例えば日本人が苦手な「L」と「R」の違いが分からないまま
英語学習をするとします。
LとRの発音が違うだけの単語を少し挙げてみましょう。
| L |
R |
| lice: しらみ |
rice: 米 |
| lake: 湖 |
rake: 熊手 |
| lead: 鉛 |
red: 赤 |
| light: 光 |
right: 右 |
| lead: 導く |
read: 読む |
| low:
低い |
row: 列 |
| lace: ひも |
race: 競争 |
| link: 連鎖 |
rink: スケート場 |
| load: 荷 |
road: 道 |
| lamp: ランプ |
ramp: 傾斜路 |
| lip: 唇 |
rip: 裂け目 |
| lime: ライム |
rime: 外皮 |
| long: 長い |
wrong: 間違い |
| lane: 車線 |
rain: 雨 |
| lay: 横たえる |
ray: 放射線 |
| lid: ふた |
rid: 取り除く |
| lock: 錠 |
rock: 岩 |
| lack: 欠乏 |
rack: 棚 |
| lank: ひょろ長い |
rank: 順位 |
| lash: むち |
rash: 性急な |
| late: 遅れた |
rate: 割合 |
| life: 生命 |
rife: まん延する |
| leap: 跳ぶ |
reap: 刈り取る |
| lust: 渇望 |
rust: さび |
| lobe: 耳たぶ |
robe: 衣服 |
| lush: 青々と茂る |
rush: 突進する |
| leach: 溶解する |
reach: 着く |
| legion: 軍 |
region: 地方 |
| lap: ひざ |
rap: こつんとたたく |
| look: 見る |
rook: 詐欺師 |
| clue: 手がかり |
crew: 乗組員 |
| bloom: 開花 |
broom: ほうき |
| bleed: 出血 |
breed: 血統 |
| fly: 飛ぶ |
fry:
揚げる |
| flute: フルート |
fruit: 果実 |
| play: 遊ぶ |
pray: 祈る |
| collect: 集める |
correct: 正しい |
| flesh: 肉 |
fresh: 新鮮な |
| clock: 時計 |
crock: つぼ |
| flow: 流れる |
fro: 向こうへ |
| gold: 金 |
gourd: へちま |
| climb: 登る |
crime: 犯罪 |
| lather: 石鹸の泡 |
rather: 思ってたより |
| cloud: 雲 |
crowd: 群集 |
| gloom: 薄暗がり |
groom: 花婿 |
| clown: 道化師 |
crown: 王冠 |
| glass: ガラス |
grass: 芝生 |
| belly: 腹 |
berry: ベリー |
| elect: 選ぶ |
erect: 直立した |
| flea: ノミ |
free: 自由な |
この単語、全部出てくるごとにどっちか迷うことになります。
これは、「L」と「R」の一例なので、全部を考えるとゾッとしますね。
間違って認識するかもしれません。
そしてもし間違って認識していると、ある程度勉強したときにどうなると思いますか?
使い分けられなくなります...
そして、今度は間違って認識したものを矯正しなければならないのです。

最初から行きたい方向に進むのと、違う方向に進んだものを
直すのはどちらが大変かはグラフのようなイメージです。
初心者の方で、この現実に気づいたあなたはラッキーです。
右のグラフのように進んでいた方も出来るだけ早く軌道修正すれば
ダメージが少なくて済みます。是非とも、発音を疎かにしないでください。
コアの学習、音読にも発音が響いてくる
音読など、英語を声に出して行う学習法があります。
音読は私のコアになる学習法ですが、
当然、間違った発音で音読すると
先ほどのグラフの非効率な矢印のようになってしまいます。
間違った発音認識を音読によって刷り込んでしまうほど
残念な状態はありません。
世の中に音読を推奨する教材や本などはたくさんありますが、
私も音読学習で英語力を身に付けたので賛成派です。
でも、発音とは別物として取り扱ったいませんか?
まず正しい発音ありきで、音読学習です。
そのことは忘れないでおきたいと思います。